精神の健康を維持する

パンデミックの発生により、アスリートと観客の安全が懸念され、スポーツの世界は突然停止してしまいました。Optimum Nutritionでは、夏に予定されていた競技会に先立って何ヶ月もの心身のトレーニングを積んでいたアスリート兼アンバサダー、リース・バークレーにお話をうかがいました。

イベントや競技がキャンセルされるのを見たとき、どのようなお気持ちでしたか？

冬のトレーニングを終え、体調も良く、シーズン序盤に向けて大きな目標を持っていたので、とてもがっかりしました。その後、自分のシーズンをどう立て直し、何に集中して計画を立てるべきか、少し途方に暮れてしまいました。今では隔離が必要な様々な理由が非常に明白であり、プロのアスリートやコーチとしての私にとっては難しいことは確かですが、それよりもはるかに難しい状況にある人が多数います。ですから、今は与えられたアドバイスに従い、友人、家族、そして自分のコミュニティのためにポジティブな心構えも維持できるように努めています。

いつ競技に戻れるかが明確にならない状況の中、どのようにして100%トレーニングする意欲を維持していますか？

トレーニングは時間的には100%のままと言っても過言ではありませんが、2つの主な理由で強度は下げています。1つ目は、他のアスリートと自分の免疫システムを最大限に維持するためには、非常に激しいセッションはまったく役に立たないということです。2つ目は、私は常にイベント前のビルドフェーズで強度を高めていますが、現在はイベントの時期が不明であるため、実際の活動を始める前に精神的または肉体的に燃え尽きるリスクを冒したないと考えているためです。

現在、精神的な強さを維持するために行っているテクニックやルーティンはありますか？

現時点では今も自分のプログラムを適応させていますが、YouTubeを通じて私のコミュニティと一緒にIGやビデオで色んなことを共有して楽しんでいます。人々はやる気を持つことに本当にポジティブであり、そのことが私にとってもトレーニングを楽しみ続け、新しいアイデアやチャレンジを生み出すモチベーションになっています。すべてを楽しくインタラクティブにすることは、プロのアスリートとして私が日常的に行うことではないので、このことは本当に素晴らしい変化になったと思います。

交流しながらのトレーニング方法のビデオはどのようにして生まれましたか？

この楽しいやり取りこそが、ビデオのアイデアが生まれた場所であり、近くさらに行う予定です。私のお気に入りの1つである20分のタオルワークアウトは必見です。多くの人がトレーニングと健康維持に熱心である一方で、それをどのように行うことができるかについて型にはまらずに考えているのを見るのは素晴らしいことだと思います。

トライアスロンだけでなく、他のすべてのスポーツも中止になりました。ご自分自身でもまだそれを受け入れようとしている段階にあると思いますが、これに向かい合うために他のアスリートから連絡やアドバイスがありましたか？

直接的または間接的に協力している多くのアスリートグループが連絡してきました。セッションやトレーニング計画を適応させる方法についてアドバイスしていますが、当然ながらすべてにおいて時間的な面が最大の未知数となっています。プロのランク内では、Zwiftや他のプラットフォームに人々が集まってワークアウトを共有し、バーチャルであっても実際に活発な交流があるのを見るのは素晴らしいことです。まだペースについていけているほど素早くタイピングできませんが、徐々に上達しています。

政府はこの状態はあと「12週間」で終わる可能性があるといっていますが、シーズンはまだ救えるでしょうか？ そして、何か楽しみにしているイベントはありますか？

もちろん。それが12週間で終わるなら、世界選手権の予選枠を獲得できるレースが開催される可能性もあります。でも、正直なところ、現時点では、さらに落胆することがないよう、特定のレースのための計画は立てていません。危機を脱したことが政府から発表されれば、レースについてより詳しく調べ、強度を上げますが、今のところ、この状況をさらに基礎を構築するための素晴らしい期間だと考えています。

おそらく最大限にトレーニングすることができない今、栄養バランスを最高の状態にキープすることは重要だと思いますか？

その点については何も変わりません。各セッションの後に最速の回復を可能にし、最高の準備にもなる、可能な限り強力な免疫システムを維持したいと考えています。むしろ、食習慣やどの多量栄養素または微量栄養素が不足または欠乏しているかを本当に理解し、最高の状態を維持することはこれまで以上に重要になっています。健康とポジティブさを維持し、人に親切にする。そして、この困難な時期を乗り越えるのに伴って、コミュニティ意識の高まりが低下しないことを心から願っています。